鈍才日記

僕の長男はもうすぐ５歳、次男は３歳。

次男がだんだんと人間になりつつあり、少しのガマンもできる
ようになってきたので、長男の長年の夢であった初映画に出
かける。

満面の笑みを浮かべた、我がおとなしき優柔不断な長男が、
めずらしく即決したそれとは・・・


「クレヨンしんちゃん金矛の勇者」！！！


※ちなみに、「金矛」と書いて、「きんぽこ」と読む。


公然たるおバカ映画。生まれて初めての映画がそれかよ・・・。

でも案外好きなので（やっぱ僕の子である）、たまにはよろしい
と言うことで、全員でシネマＱへ。足取りも軽い。


いやいや侮るなかれ。
家族愛。５歳児の勇気。人への信頼。勧善懲悪。そろっと涙。
かなり教育的な内容である。もちろん、おケツもボインもどんど
んは相変わらず。このメリハリがなかなかよろしい。


それにしても、我がおとなしき優柔不断な長男が、おケツとボ
インのところで「ガハハハ」と、まるで中年親父のように笑って
いた。君も男やなー。カタルシス（感情浄化）、できたかい？


ちなみに、次男は顔も生き様もしんちゃんそのものである。
すでに「きんぽこ」「きんぽこ」と走り回っている。おケツを出さ
ないことを、教員親として、祈るばかりである。