2008年04月19日

お互いさま

僕としたことが発熱。って、いつものことですね。(>_<)
知恵熱です。たぶん。学級開き、家庭訪問と、容量以上の頭を
使いましたので・・・。はい。いや、でももう治りました。


さて、久しぶりに音楽を聴いている。

真心の「拝啓、ジョン・レノン」が胸に刺さる。痛い。
その歌詞はやっぱ嬉しくなる。ジョン大大好きなのよね、真心っ
てさ。だからこそ、その気分を共有できているようで嬉しい。


♪拝啓 ジョンレノン
  僕もあなたもたいしてかわりはしない
  そんな気持ちであなたを見ていたい
  どんな人でも僕と大差はないのさ


このあたり、とても良い。
偉大(と一般的に見なされる)なるジョンを「たいしてかわりは
ない」と喝破する真心のこの歌詞は、ジョンが描いてきた他者
に対する誠実な態度を誠にうまく言表しているように思う。

つまり、誰も「たいしてかわりはない」という思考こそ、ジョンの
立ち位置だったんじゃないかな。

世界中の「どんな人でも僕と大差はない」と思うことは、決して
自己中心的な思想ではない。逆に、そう思うことでこそ、他者
と自分とが対等な関係として位置づけられる。のではないかな。


僕が痛いと思うことは、ヤツも痛い、はず。


そういうこと。
まったくバカらしいのだけれど、ヤツも自分と同じ、と思うことで
初めて対等な人間関係は屹立する。この一見生意気で、自己
中心的な思考態度こそが、平たい社会を創る契機となるので
はないかな。



今年度はクラスで百人一首に取り組んでいる。毎日。
百人一首ルールを教えるとき、「お互いさま」という言葉を僕は
二回使った。「お互いさまですから、自分の札と相手の札の頭
をあわせてください」「勝つのも負けるのもお互いさまですから、
ありがとうございましたと握手しましょう」と。そして、百人一首
が習慣となった今でも、意識的によく使う。


お互いさま


この言葉の含意は深い。あらゆる倫理の原風景。
そこまで言うと大袈裟か、な。


おっと、付け加えておく(これも言いたかったから)。
「オレと大差はない」と思わない人が世の中にはいる。

その片方は「オレはヤツより偉い」とマジで思っている人。
その片方は「オレはヤツより低い」とマジで思っている人。

「オレはヤツより偉い」と思っている人は無視するとしても、非
常に気になるのは「オレはヤツより低い」と思う人。世の中の
同じ生身の人間を、必要以上に礼賛する人間。そういう人に
邪悪な人はいない(たぶん)。謙虚の一つの形ですから。でも、
その思想態度は、結果論的に対等な社会を壊す。善意による
悪弊、それではないかと思う。




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Posted by sky1973629 at 23:12│Comments(0)日常
 
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