冬休みのお仕事②

sky1973629

2013年01月06日 03:25

さてさて、散らかった心も次第にまとまり始めたので、次の仕事
に取りかかる。


次はこれこれ。貸し出し文具。



僕は子どもたちが忘れ物をしたら、基本として「貸してあげる」。
鉛筆も赤鉛筆も、定規もネームペンも、辞書も赤白帽も・・・。

持ち出しになるけれど、可能なものは全部貸してあげようと思っ
ている。忘れ物は人間の常。助けてあげて、置いてけぼりにな
らないようにしてあげるのは、日中の親代わりである担任の仕
事として重視している。

もちろん!
忘れ物が続く子にはプレスする。「3回忘れたら親に協力しても
らいます」と告げ、本当に3回続けて忘れたら親に連絡を入れ、
学習用具の準備を手伝ってもらうようお願いする。

でも、たまに「あっ!忘れちゃった~」となった時は快く助ける。
①忘れたことをきちんと報告する、②謝る、③貸してくれと頼む、
④用がすんだらお礼を言って返却する。この4点セットをきちん
とこなせば何の見返りもなく、「どうぞ」と貸す。

でもでも、忘れ物をした子に厳しく指導する先生を見ると、「自分
は甘いかな~」と思うこともある。貸してくれることに頼りっぱなし
で忘れ物が一向によくならない子を指導する場合にも然り。

でもでもでも、やっぱり成長途中の子らなのである。6年生であっ
てもまだまだ幼い子たち。だから長い目でつきあいたいし、安心
して学習に取り組んでほしいし、忘れ物が続くような子とはコミュ
ニケーションも増やしたい。だから、僕の場合には「貸せる」という
方法を取ることにしている。

初日に何を話そうかなと考えながら、一本一本鉛筆をせっせと
削る。ずっと主が現れない拾い物から体育着や赤白帽も数着
いただき、洗濯して棚におさめる。準備完了。


こういうことをせっせとしているうちに、次第に担任面になって
きた。リハビリもあと一踏ん張り。


追記:おすすめの鉛筆と赤鉛筆。どうせ貸せるなら最高のもの
を使わ、良さを実感させたい。滑らずしっかり書けるよ。後ろの
ちょい削りは「先生のもの!」印であります。


関連記事