We are on the same boat.
ある方が言っていた。
We are on the same boat.
そうだと思います。僕とあなたとの間には大差はないのです。ナイフのエッジのどちらに落ちるのか。その程度の問題です。たまたまが積み重なっただけのことです。僕は今、教員なのだけれど、「お前が先生してるのか!?」と旧知の方々に言われることがよくあります。そうです。僕の過去はひどいものです。多くの人を裏切り傷つけてきたのです。たまたまに事が重大にならず、心ある方々が放って置いてくれたのです。でも、僕は決して忘れることはできません。それは僕が犯してきたことだからです。その過去から逃れることはできません。贖罪、と言えば大袈裟で手前勝手な表現ですが、僕が今、鈍才でも精一杯に仕事に取り組もうと心がける底辺には、確かにそういう罪滅ぼしの気持ちがあります。ほんの少しでも誰かの役に立つこと。誰かの支えになること。それは、僕にとっては希望ではなく、義務です。生きるための代償、とも言えるかもしれません。
大事なことは、そういうものを背負いつつも、今の自分自身がどう在るかだと思います。そして何よりも、そういう自分を厳しくも受け入れてくれる仲間の存在です。船に乗せてくれる仲間が世の中にはいます。僕も大きな船に乗せてもらっています。
日は沈み、そして地球をぐるっと一周して(ホントは地球がぐるっと一周して)、また昇ります。
しばしの宇宙遊泳。そしてすぐにまたこの日の下で逢いましょう。
コメスセイキ拝
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