おかげ様で・・・
久しぶりに森達也を読んでる。
「A」「A2」では大変惑わされたな。なつかしい。
相変わらずの斜見節。でも僕がこの人が好きなのは、彼が群を
抜いた「躊躇(とまど)いの人」だから。「A」では悩みまく
っていたなぁ。一緒に悶々とさせられた。あんなに観てて苦し
い映画ってないよ。でも僕はそこに森達也の誠実さとか、人が
日常で生きることのリアルさを感じまくった。
「これだ!!」と決めると暴走気味だった僕は、彼の作品に出
逢うことで決定的におとなになった。立派なおとな??いやい
や、戸惑うおとなに。おかげ様で。
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